元心理カウンセラーの執筆家がAIと戦う

AI時代のサボり方!くだらない独り言から始めるじぶん主役の活用術

文章書きでGemini使いの大山です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

突然ですが、ちょっとあなたに質問です。 あなたが今日、Geminiに向かって送った、一番くだらない独り言は一体どんな言葉でしたか?

実は最近、私は何か調べものをするときに、本気でネットを「ググる」という行為をしなくなりました。今日も私の頭の中にある「Gemini会議室」を立ち上げ、ちょっと無理めな無茶振りからスタートして、賑やかな対話の会議が始まっています。私自身、本格的にGeminiを使い始めてからまだ一ヶ月も経っていませんが、毎日こうやって対話を重ねながら、ぼちぼちと前に進んでいるところです。

ネットにあふれる難しいAIのニュースを見て、じぶんには関係ないなと距離を置いている人もいるかもしれません。でも実は、AIとの本当に使いやすい関係づくりにおいて、この「くだらない独り言」や「他愛のないおしゃべり」こそが、めちゃくちゃ重要な鍵を握っているのです。

完璧を求めず気楽に話しかけるのが長続きのコツ

これは、人間同士の関係でもまったく同じことが言えますよね。初めて会った人と仲良くなりたいときに、いきなり難しいビジネスの正論をぶつける人はいません。

相手がAIだからといって、画面を前にして「何かじぶんの行動のプラスになるような、高尚なことを聞かなきゃ」とか、「仕事を1秒でも早く終わらせるために、完璧な命令文を作って指示を出さなきゃ」と、肩肘を張って身構える必要はこれっぽっちもありません。

そういった細かい効率化や、ガチガチのスピードアップのテクニックなんて、もっと後になってから覚えればいいのです。むしろ、順番としては後からのほうが絶対にうまくいきます。

1. いきなり「便利なプロンプト」を使う罠

世の中のSNSやブログを見渡すと、毎日のように「コピペするだけで劇的に仕事が楽になる神プロンプト!」といった情報が流れてきます。

しかし、何度も声を大にして言いますが、まだAIそのものに使い慣れてもいないし、裏側の仕組みもよく理解していない段階で、どこかの誰かが作った「すごく便利なプロンプト」をただコピーして貼り付けて使ってしまうと、そこには肝心の「あなた自身」が全く存在しなくなってしまいます。

そこにあるのは、便利な呪文を最初に発信した頭のいい人と、それをただ横から横へと右倣えで流しただけの、空っぽな作業だけです。

何が言いたいのかというと、そのやり方では、トラブルが起きたときやちょっと状況が変わったときに、一番大切になる「応用」が一切効かなくなってしまうのです。

2. 知識を詰め込んでも思考は追いつかない

他人の知識やノバウだけを頭の中に無理やり詰め込んでも、じぶん自身のリアルな思考のスピードが追いついていきません。

だからこそ、まずは日々の「くだらない会話」をAIに向かってぽんぽんと壁打ちしてみて、そこから返ってきた予想外の言葉をきっかけに、じぶんの頭で新しく何かを生み出してみる。その対話のキャッチボールの感覚にしっかりと慣れてから、じぶんが生み出したアイデアの補助として、AIに作業を助けてもらえばいいのです。私はいつもそんなスタンスで画面に向き合っています。

余談ですが、昨日、私の中でいくつかの異なる人格を設定してGeminiの中で擬似的な会議をさせて遊んでいたら、世の中にはなんと1000人規模の人格をひとつのプロンプトに詰め込んで動かしているプロもいると知りました。上には上がいるものだなと驚きましたが、まあそれはそれとして、私はまずじぶんの心地いいペースで、今の環境に少しずつ慣れていきたいと思っています。

無駄の中にこそ「じぶんで考えるヒント」がある

何かがうまく進まないからといって、どこかの誰かのプロンプトをただそのまま真似して貼り付け続けているだけでは、本当の意味での「じぶんの成長」とは言えません。それこそ、じぶんで考えるという一番大切な行為を、完全に放棄してしまっている状態になってしまいます。

私の場合は、頭を使って考えはします。行動もします。ただ、どうしても時間がかかってしまう面倒な作業の部分だけを、Geminiという優秀な相棒に代わりにやってもらうのです。

すると、これまでの生活にはなかった、ぽっかりとした自由な「時間」が新しく生まれます。その空いた時間を使って、次は何をして遊ぼうか、どんな面白い記事を書こうかと、さらにじぶんで考える。

やっぱり、新しいワクワクするような気づきや面白いアイデアというものは、一見するとまったく無駄に思えるようなやり取りの雑談の中にこそ、ひっそりと隠れているものなのです。

3. アイデアを見てどう感じるかが腕の見せ所

最初はGeminiにたくさんのアイデアを適当に出してもらっても構いません。大事なのは、その一覧画面を見て、じぶんが一体どう感じるかです。そこから「あ、これなら私のあの体験と組み合わせられるかも」とヒントを得て、あなただけの次の新しい案を出せるかどうかが、何よりも重要なのです。

とはいえ、私の場合は、作業の大部分をAIにやってもらうことのほうが圧倒的に多いんですけどね。ブログの本文の文章だけは、私の魂を込めたいのでじぶんの手で書きますが、事前のキーワード出しや、細かい情報収集といった、ネタ探しの泥臭い下準備の部分は、すべてAIに任せるスタイルをとっています。

Googleも、人間が難しいプログラムを覚えることなく、まるで友達にメッセージを送るような気楽さで、いつでも対話を始められる広場を公式に用意してくれています。そこは、じぶんの思考を深めるための、世界で一番安全な壁打ちの場所です。

💡 公式ページ: 難しい命令文は一切不要です。まずは今日あったことや、じぶんの素直な独り言をそのまま相棒に投げかけて、あなただけの快適な対話を始めてみてください。 Google ヘルプ:Gemini(公式トップ)

まとめ:AI時代でも主人公は「あなた」である

「AIってめちゃくちゃ便利だから、人間はもう何も考えなくていいんだ!」と思っている人。その考えは、半分は正解で、半分は間違いだと私は思います。

もちろん、すべての工程をじぶん一人で抱え込んで考える必要はありません。今日のブログ記事の本文はじぶんの言葉で書いて、最初のリード文と最後のまとめの部分だけをAIに「いい感じにお願い!」と丸投げするとか、やみくもに書き殴った散らかった文章の形をきれいに整えてもらうとか、そういう大いなる手抜きは大賛成です。

でも、どうか忘れないでください。文頭にも書いた「今日のくだらない会話」、ここからスタートして、毎日AIをじぶんのすぐ横に置くライフスタイルを確立することで、初めてあなたとAIとの間に、本当の意味での「協同」が生まれます。

そこから先が、クリエイターとしての本当の腕の見せ所。たくさん並んだデータや文章の「一体どこにじぶんを出現させるか」です。

AIがどれだけ進化しようとも、物語の主人公はいつだって「あなた」なのです。このことだけは、ぜひ頭の片隅に大切においておいてくださいね。

今日はちょっとした裏側の事務作業を少しだけGeminiに手伝ってもらいましたが、皆さんに特筆してご紹介するような難しい手順も特になかったので、今回は私のAIに対する基本的な考え方の部分だけをシェアさせていただきました。

一週間の疲れが溜まっているかと思いますので、皆さんも無理をなさらず、今夜は美味しいものでも食べて早めにお休みくださいね。 じぶんの主導権を握って、新しい一歩を踏み出したあなた、今日もお疲れ様でした。