AIにどこまで渡すか。隠すより、知らせて守ってもらうという線の引き方
VOICE ESSAY / 11月1日の声
隠すより、知らせて守ってもらう。
AIにどこまで任せたかを記録して、見えてきた線。渡すものと渡さないもの、そして守ってもらうAIの選び方を書いています。
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AIに何も渡していないつもりでも、実は渡っている。そんなことは、ありませんか。
今回の話を一文で言うと
AIは、渡さないと自分に合わない。だから、渡すものと渡さないものの線を引いて、守ってもらうAIを一つ決める。
THREE SIGNALS FROM THE VOICE
今日の声から浮かび上がった3つの論点
任せた範囲は、記録しないと見えない
便利の話はあふれているのに、どこまで任せたかは見えない。だから自分の1日で記録した。
渡さないと、AIは自分に合わない
全部渡すと危ない。渡していないつもりでも渡っている。だから線を引く。
隠すより、知らせて守ってもらう
一つのAIに予定や買いたいものを伝え、いつもと違う動きを知らせてもらう。
どこまで任せているのかが見えないから、自分の1日を記録した
AIを使うと便利、効率化できる、秘書になる。そんな話はたくさん出回っています。でも、YouTubeもブログもXも見ていて、結局どこまで任せているのかが見えませんでした。
だから、自分はどうなのか、やってみました。僕は覚えていられないし、発信の工程をどんどん進めたくなるので、立ち止まりません。だから記録していきました。
最終的にどこで立ち止まったか。どこで僕が直して、手を加えたか。逆に、任せられるところはどこなのか。それを、一般人の目線で見てみようというのが目的でした。
音声と文章は渡さない。誤字脱字は、人間が書いているシグナル
見えてきたところはあります。気分によって、直すところや手を加えるところが変わることもある。それでも、音声と文章は渡さないと決めて、自分で書いています。
AIがない時代から一人で書いてきましたが、いくら見返しても、自分の文章の間違いには自分では気づけません。少しくらい誤字脱字があってもいい。間違うということは、人間が書いているというシグナルになります。
AIは、そういう間違いはしません。その代わり、言い方が違う、意味が合っていない、話が飛んでいる、という構成のずれを起こしてきます。その違いがなぜ出てきたのかを、すり合わせていく作業をしています。
渡さないと、AIは自分に合ったAIにならない
どこまで情報を渡すかは、今ホットな話題です。全部渡してしまうと、大変なことになります。そして、渡していないつもりでも、渡っている場合が多い。そこを理解しておかないと、渡せません。
一方で、渡さないとAIは、自分に合ったAIになっていきません。ある程度は渡さなきゃいけない。問題は、それをどこにするかです。
守ってもらうAIを一つ用意して、いつもと違う動きを知らせてもらう
守ってもらうAIを、やっぱり用意した方がいいんじゃないかと思っています。少しずつ使って、少しずつ自分のことを理解してもらう。渡せるところと渡せないところを見ていった中で、逆に守ってもらう。
ネットで買い物をすると、記録が残ります。隠そうとしても、隠せません。だから、こういうものを買った、今度こういうものを買いたい、とAIに伝えておく。突然とんでもない買い物をしたら、止めてください、と言っておく。
決済を止めるところまでは任せていないので、メールやプッシュ通知で知らせてもらいます。この買い物、今されましたか。今までしていなかった取引を始めましたか。そういうサポートがある方が、逆に強いと思っています。
| AIに伝えておくこと | AIに知らせてもらうこと |
|---|---|
| 買ったもの | いつもと違う買い物 |
| 今度買いたいもの | 大量の買い物 |
| 動く予定、スケジュール | 今までしていなかった取引 |
Googleか、実名のMetaか。どこに守ってもらうかは、まだ迷っている
どこにするかは、難しい問題です。エージェントで手軽なのはMuseですが、調べると、危ないという話ばかり目に入ります。Claude CodeもChatGPTも、プランの変更などでいろいろ言われています。
安全なパスワードを作ってくれるのも、Googleだったりします。それなら、Gmailを持っているGoogleに守ってもらう方法が安全なのかもしれません。Facebookをやっているなら、実名が入っているMetaのMuseという選択もあります。
一つの会社に偏るお知らせは、あまりしたくありません。ただ、一度AIに答えてもらったら、さらに強化するならどうするかと深掘りし、候補を並べて、最後は自分で決める。有料で使うなら、あとから移すのが難しいことも考えて、八方美人にならずに一つに決めたいと思っています。
楽ができるところは楽をして、時間をかけるところは自分でやる
ChatGPTやClaude Codeに何かを操作してもらって、こんなこともできるんだ、という発見がありました。個人なら、けっこう楽ができます。楽ができるというより、あまり考えなくなってきています。
いいか悪いかは別として、楽ができるところは楽をした方がいい。自分の時間をかけてでもやった方がいいところは、やった方がいい。今の僕がいちばん考えているのは、そこです。
企業で入れるなら、触らないか、学ぶか
企業での導入は、特に慎重に進めなければいけません。慎重に進めるなら、本当に触らないか、学ぶか。選べるのは、その二つだと思っています。
学ぶなら、セキュリティのチームを作って、それに特化した業務を当てる。エージェントを使いながら変な動きがないかを常にチェックし、違う動きがあれば、すぐにクレジットカードや取引を止める。そういう動きが、これから大事になってくると思います。
セキュリティの見直しは、もう10日ほど続いていて、まだ終わっていません。面白い使い方の話は、しばらくできないかもしれません。それでも、少しずつ発信していきます。
ROUTE MAP
問いを立てて、一周して、ここで答えにまとめます
渡さないと合わない。全部渡すと危ない。今日は、入口を変えて見ていきました。
この記事で伝えたいこと
隠すより、知らせて守ってもらう。そのために、渡す線を引く
どこまで任せたかを記録すると、渡さないものが見えてくる。そのうえで、一つのAIに自分を知らせて、いつもと違う動きを知らせてもらう。最後に止めるのは、自分。
- どこまで任せたかは、自分でやって記録しないと見えない
- 音声と文章は渡さない。誤字脱字は、人間が書いているシグナル
- 渡さないとAIは合わない。だから、渡すものと渡さないものの線を引く
- 隠すより、一つのAIに知らせて、いつもと違う動きを知らせてもらう
SECOND TOUCH
声の続きを、別の入口から読む
守ってもらうAIを一つ決める。隠すより伝えておく方が安全かもしれない
今日のnoteです。どのAIに自分を知ってもらい、守ってもらうかを書きました。
ネットの買い物は隠せない。だからAIに伝えておく
今日のアメブロです。AIに伝えておくことと、知らせてもらうことを表にしました。
仕事でAIを使うなら、触らないか、学ぶか。セキュリティの線の引き方
今日のはてなブログです。企業でAIを入れるときの線の引き方。
AIに何も渡していないつもりでも、実は渡っている
今日のBlueskyです。守ってもらうAIを一つ決める話を、短く書きました。