AI時代の音声コンテンツ戦略

新しいAIを全部追わなくていい|土曜日に考えた疲れないAIとの付き合い方

VOICE ESSAY / 今日の声

土日はAIの話から少し離れたい。そう思っていたのに、結局またAIの話をしてしまいました。今日は答えを急がず、AIとの距離を少し緩めて考えます。

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今回の話を一文で言うと

新しいAIを全部追わなくてもいい。少し離れ、時には流行にも乗りながら、自分に必要な距離を探していけばいい。

今日の声から浮かび上がった3つの論点

01

のんきさも必要になる

新機能を追うことだけが前進ではありません。「それ、今の自分にいる?」と少し離れて見られる余白も必要です。

02

参加しないと分からない

外から見て「しょうもない」と思う流行にも、中へ入って初めて分かることがあります。見極めながら少し乗ってみます。

03

止まった時に戻れるか

AIに任せる範囲が広がるほど、どこを通ってきたかを知っておく必要があります。全部できなくても、経路は見失わないようにします。

土日は、AIの話を少し緩やかにしたい

本日は9月5日、土曜日。札幌は明るいけれど、少し曇った昼でした。土日はAIやSEO、検索の話から少し離れ、緩やかに過ごしたいと思っています。それでも、ブログを見てもらいたい気持ちがあると、気づけばまたAIの話を始めています。

僕は心理カウンセラーでもあるので、AIを便利に使う方法だけでなく、どこで疲れるのか、どの程度まで必要なのかも話しておきたいと思っています。実際にガンガン使ってみなければ、どこに線を引くべきかは分かりません。だから使う。でも、全部を使う必要はありません。

「しょうもない」と思うものにも、少し乗ってみる

Xを眺めていると、言葉を選ばずに言えば「しょうもない」と感じる流行もあります。今までの僕は、盛り上がっている輪から一歩引き、コーヒーを飲みながら見ている側でした。海へ行っても、自分は少し離れた場所でビールを飲み、みんなが楽しんでいる姿を見ているような距離です。

本当は参加してみたい。でも、うまく乗れなかったり、帰るタイミングが分からなくなったりする。それでも最近は、参加しなければ分からないこともあると思うようになりました。何にでも飛びつくのではなく、相手や活動との相性を見ながら、少しだけ輪に入ってみる。疲れないための「のんきさ」は、何もしないことではなく、自分で距離を選べることなのかもしれません。

便利な仕組みほど、どこを通ったか分からなくなる

声で指示を出せば、AIが文章を書き、サイトを作り、複数の場所へ持っていく。今は、そこまでできるようになりました。ただし、途中で上限に達したり、使っていたAIを替えたりすると、同じ続きをそのまま始められるとは限りません。

Geminiで作っていたものをCodexへ渡せば、書き方や考え方が違うため、組み直しが起きます。さらに元のAIへ戻せば、もう一度そのAIの型へ戻そうとします。便利なはずの仕組みなのに、引き継ぐたびに大量の時間と利用量を使う。どこに画像を入れ、どこにURLを置き、どの順番で進んだのかが分からなければ、直しようがありません。

コードを一から書ける必要はないと思います。僕も書けません。それでも、何を起点にして、どこを通り、最後にどこへ戻すのか。その経路だけは、自分で分かっておきたいのです。

新しいAIが出た日の、少しのんきな付き合い方

全部を試す前に、今の自分に必要かどうかを一度見ます。

01

まず知る何が出たのかだけを見る

02

少し離れる今日、本当に使うか考える

03

必要なら触る参加して初めて分かることもある

04

使わない今はいらないと決めてもいい

新機能が出ても、全部を使うわけではない

この週末も、AIまわりには新しい話がいくつも見えていました。音楽を作れる機能が出たと聞いても、今の僕は「まあ、使わないですね」と思っています。無料で試せると言われても、使う場所や仕組みが分からないまま触るのは少し怖いところがあります。

以前、もう使わないと思っていたエージェントが残っていて、あとから支払いの案内が来たことがありました。確認すると、設定の奥にエージェントが一つ残っていた。全部解除できましたが、便利な機能ほど、どこで動いているのかを分からないままにしないほうがいいと感じました。

新しいものが出るたびに、すぐ使える人は使えばいい。でも、今の自分には必要ないと思えば、使わないままでもいい。週末くらい、その判断を急がなくてもいいのだと思います。

同じ道具と同じ舞台でも、同じ結果にはならない

最上位のAIプランを契約し、PCを新しくし、ネット環境を整える。同じ道具を揃えれば、稼いでいる人と同じ舞台に立ったような気持ちになります。でも、それだけで同じ結果が出るわけではありません。

違うのは、道具の性能ではなく、これまで積み重ねた土台です。提案する力、応用する力、うまくいかなかった時に戻る力。分かりやすい成果が出る人もいますが、継続する途中では結局、自分で学ばなければならないことが出てきます。

だからこそ、AIを使うことと、自分の経路を持つことは分けて考えたほうがいい。速さを借りながら、戻る場所だけは手放さない。その土台が、AIを使い続ける力になります。


AIに文章を任せても、元をたどれば自分の声に戻れる。
どこで気づき、なぜその話を始めたのか。音声は、整える前の思考と温度を残します。

AIのほうが文章は上手い。それでも、自分の側へ引き戻していた

僕は文章を書き始めて9年目になりました。ほぼ毎日、1日1記事どころではない量を書いてきました。それでも、文章を整える力だけを比べれば、AIのほうが上手いと思っています。

ところが、AIが書き直した文章を見ると、「なんだこの書き方は」「こんなんじゃ読まれない」と注意して、自分の書き方へ戻そうとしていました。アクセスを取れていない側の僕が、優秀なAIを自分の拙い型へ引き寄せたところで、読まれる文章になるとは限りません。

だからといって、自分を捨ててAIへ合わせるわけでもありません。僕が残すのは、話しながら考えた音声です。そこから先の形は、AIに任せてもいい。記事の文章が変わっても、元をたどればこの声に戻れるからです。

ここでひとつ、音声から作った商品のお知らせ

放送の途中で、音声から始めた発信を複数の場所へ渡していくための商品についても話しました。僕はstand.fmで話し、文字起こしを残し、記事やSNSへ持っていき、最後にWordPressへ戻す流れで発信しています。

音声は3分でも5分でもかまいません。うまく話そうとしなくても、話している時点で、その人が何を見て何を考えたのかが入ります。その声を、同じ内容のばらまきにせず、一本の流れとしてつなぐ方法を「AI発信運行OS Light」にまとめました。

AI発信運行OS Light|3分の声から、ばらまかずにつなぐ

音声または記事を起点に、複数の媒体へ無理なく渡し、最後に公式サイトへ戻すための運行設計です。自動化に任せきるのではなく、途中で止まっても現在地が分かり、また同じ場所から始められる形にまとめました。

AI発信運行OS Lightを見る

この記事で伝えたいこと

AIと少しのんびり付き合う土曜日

知る少し離れる必要なら触る休む

AIをたくさん使えば、疲れなくなるわけではありません。新しい機能を全部試さなくてもいいし、外から眺めていた流行へ少し参加してみてもいい。大切なのは、AIとの距離を誰かに決めてもらうのではなく、その日の自分に合わせて動かすことです。

  • 新しいAIを全部追わなくていい
  • 気になる流行は、見極めながら参加してみる
  • AIが止まった時に戻れる程度の経路は知っておく
  • 整える前の考えは、自分の声で残しておく

土日はAIの話をしたくないと言いながら、結局これだけ話してしまいました。少し離れても、また話したくなれば戻ればいい。そのくらいの、のんきな付き合い方で進んでいきます。

まとまり切らないところも含めて、今回の声をSpotifyに残しています。文章になる前の揺れも、音声で聴いてみてください。

    • この記事を書いた人

    大山裕介

    北海道を拠点に活動するカウンセラー/文章書き。2018年からWeb・音声・文章で発信を続けています。現在は音声を原典に、note・WordPress・AIへつなぎ、自分の言葉が残る発信動線を実践中。AIに任せきらず、途中で止まっても戻れる仕組みを「AI発信運行OS」として届けています。

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