マインド・思考法

SNS投稿を自動化しすぎない。発信する場所に腰を据える理由

自動化に流されず自分の言葉を書くためのノートとマイク

VOICE ESSAY / FIRST TOUCH

ひとつの音声から、すべての媒体へ自動で投稿できる時代。それでも僕は、力を入れたい場所に腰を据え、自分の言葉で届ける時間を残したいと思っています。

LISTEN TO THE ORIGINAL VOICE

今回の話を一文で言うと

自動化で投稿先を増やす前に、その場所にいる人を見て、その場所に合った言葉を自分で届ける。

今回の音声から浮かび上がった3つの論点

01

AIが進まない時に見えたこと

Geminiが思うように動かず立ち止まったことで、自分が何を発信したかったのかを見直しました。

02

自動化と手間は敵ではない

整える作業はAIへ任せても、各媒体で人へ届ける部分には自分の時間を使いたいと考えています。

03

WordPressを母港にする

それぞれの媒体を大切にしながら、すべての活動を自分のサイトでつなぐ運用を続けています。

「ゆっくりしよう」と言っていた理由

最近の僕は、発信について話すたびに「焦らずにいこう」「一度立ち止まって考えよう」と繰り返していました。なぜ同じことを言っているのか考えてみたら、僕自身が思うように進めていなかったからです。

中心にあったのは、普段使っているGeminiのことでした。Googleと自分を掛け合わせて何かを生み出したい。その期待を込めてAIチームのメンバーを整え、いろいろな環境も試してきましたが、思ったような動きにならない。発信したいのに、発信するための仕組みが動かない状態でした。

ただ、僕が届けたいのはAIの技術競争ではありません。細かな作業はAIに助けてもらいながら、メンタルを中心に、発信を続ける人の気持ちや進み方を支えることです。立ち止まったことで、その立ち位置をもう一度確認できました。

Team大山GEMの12人のAIメンバーと僕を合わせた13人の体制は、Geminiが思うように動かない時も変わりません。使う道具が変わっても、チームとして続けられる形にしていきます。

全部へ自動投稿できても、あえて全部は自動化しない

今は、stand.fmで収録した音声を起点に、文章や短い投稿へ変換し、複数のプラットフォームへ届ける仕組みを作れます。便利なAIと自動化ツールがあるなら、活用したくなるのは自然なことです。

それでも僕は、すべてを一斉に流す運用には慎重です。自動化が悪いのではありません。自分がその場所にいないまま、どこかで作ったものだけを並べ続けると、そのプラットフォームで人と関わる感覚が薄くなるからです。

  • その場所で、どんな人が何を話しているのかを見る
  • 自分の言葉で、その場に合った伝え方を考える
  • 投稿した後も、反応や会話に触れる

僕にとってXやstand.fmは、ただ情報を置く箱ではありません。発信し、時には収益を受け取り、人と出会わせてもらう場所です。だからこそ、抜け道を探すより、まずその場所を大切にする。これはアルゴリズム攻略というより、発信者としての向き合い方の話です。

自分の言葉が届くまで

自動化の前に、その場所との関係を作ります。

01

座るまず画面を開いて滞在する

02

見る人と場の空気を知る

03

話すその場で自分の言葉を届ける

04

つなぐWordPressの母港へ結ぶ

ルールが変わった時こそ、抜け道より「滞在時間」

Xの流れ、Substackのルール、Google検索の見られ方。発信する場所の環境は変わり続けます。変化を知ることは必要ですが、そのたびに椅子を替えるように場所を移り続けると、自分の軸まで見えにくくなります。

そんな時は、攻略法を急いで探すより、ひとつの場所に少し長く滞在してみる。そこで何が語られ、どんな人が集まり、自分は何を届けたいのかを見る。時間をかけると、伸ばすためだけではない発信の方向が見えてきます。

もちろん、副業や仕事として結果が必要なら、効率化も必要です。ただ、効率化は「その場所を見なくていい理由」ではありません。届ける先が人である以上、その場にいる時間は残しておきたいと思っています。


各プラットフォームを大切にしながら、WordPressですべてをつなぐ。
自分のサイトだからこそ、X、stand.fm、note、Substackなどへの道筋を、自分の考えで設計できます。

AIは、手を抜くためではなく、届けるために使う

今回の音声も、僕は思いついたことを長く話しています。話している途中で、自分でも何を言おうとしていたのか分からなくなることがある。そこで、文字起こしや並び直しのような作業はAIに任せます。

AIへ任せるのは、発信そのものを消すためではありません。話した内容を読み手へ届く形に整え、自分が各プラットフォームで人と向き合う時間を残すためです。

自動化と手間のどちらか一方を選ぶ必要はありません。繰り返し作業は効率化し、場を見ること、言葉を選ぶこと、会話することには時間をかける。その分け方なら、AIを使いながら自分の発信も残せます。

この記事で伝えたいこと

自動化できる時代に、あえてその場所にいる

腰を据える人を見る言葉を届ける母港へつなぐ

AIを使えば、ひとつの音声から複数の文章を作り、さまざまな場所へ届けられます。だからこそ、どこまでを仕組みに任せ、どこに自分の時間を残すのかを決める必要があります。

  • 力を入れたい場所には、まず自分が滞在する
  • アルゴリズムの抜け道より、人と場の空気を見る
  • 整える作業はAIへ任せても、届ける言葉は手放さない
  • 各媒体を大切にし、WordPressの母港で活動をつなぐ

投稿数を増やすことと、関係を育てることは同じではありません。便利さを受け取りながら、その場所にいる人へ自分の言葉を届ける時間も残しておきたいと思います。

まずは、いちばん力を入れたいプラットフォームの画面を開いてみてください。自動投稿の設定より先に、そこにいる人と流れている言葉を見る。それが、次の発信を決める最初の一歩です。

    • この記事を書いた人

    大山裕介

    北海道を拠点に活動する「文章屋」です。 2018年から、Webサイト作成、動画編集、音声配信など、多角的なメディア発信を続けてきました。現在は最新AI「Gemini」を深く使いこなし、人間の感性とAIの機動力を掛け合わせた「新しい文章表現」を追求しています。 技術的なWeb制作では「情報の構造化」を。数々のツールを渡り歩いてきた経験があるからこそ、AI(Gemini)という強力なパートナーを得て、より深く、より速く、本質を届けることが可能になりました。

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